藤原様

藤原様

「何のために挙げるのか」悩み、考え抜いた先に見つけた『生きることの醍醐味』

●結婚式の背景
結婚するなら「何かしらの形で残した方が良い」とは思っていたものの、大金をかけて結婚式をする意義を見出せず、どのような「かたち」にするか中々決められずにいらっしゃいました。
家族婚などで済ませるか悩みつつ、鎌倉 三河屋本店へ見学に訪れました。

そこで知ったのは、感謝を伝えるだけでなく、「こんな素敵な人たちに囲まれて生きている幸せ」をお伝えすることで、これからの人生がより一層豊かになっていくという結婚式の本質。
顔を合わせる頻度は少なくなったとしても、これからも繋がりを感じて生きていけるように。
大切な家族、友人、職場の方をお招きし、結婚式を行う決断をされました。

●結婚式のテーマ
「これまでを語り これからを誓う「言葉で結ぶひとつの”和”」
おふたりが式を挙げなければ出会わなかった、大切な友人、職場の方、ご家族が一堂に会す日。
ふたりが繋いだ手から広がる輪が「和」を生み、大きく強くつながる日。
今まで紙の上や断片的だった絆に深さが加わり、五感で感じられる時間。
大切な皆様のつながりを見て「この二人なら大丈夫」と安心してもらえるよう、大切な人に大切だと伝える喜びを噛み締めます。

挙式日2026年5月
列席人数34名様
スタイル祝言+和装洋装祝宴
挙式理由大切な方への感謝・繋がりを育む

祝言~おふたりを育んだご家族への想い~

口数は少なくとも言葉に重みがある家族第一主義のお父様と、細やかな目配り気配りをされるお母様。
温かく安心できる家庭で育ててくれた親御様の影響が、新郎様の今の仕事や人生の礎になっているといいます。
ご両親が築いてくれた家庭のぬくもり、今がある感謝をその手に込めて、お父様、お母様と固い握手を交わし挙式入場へと向かわれました。

幼少期、お母様が作ってくれる手作りお菓子のいい香りが、いつも家中に広がっていました。
優しく包み込んでくれるお母様と、多くを語らずどっしりと構えるお父様。
「挨拶の儀」ではあえて言葉を決めずに臨みましたが、目の前の親御様を前にすると、胸がいっぱいになり何も話せなくなってしまいます。
ただ静かにうなずき、涙を浮かべる親御様。
新婦様は、お父様の涙をこの時初めて見ました。

お父様の背中を見つめ、お母様の優しい手を握り、一歩ずつ進む入場シーン。
大切な皆様へこれからの歩みを宣言し、三礼の儀でまっすぐな感謝を行動で示す。
どこまでも温かい祝言の時間となりました。

披露宴・祝辞

俥夫のお付きによる入場の後は、新郎様の職場のご上司による祝辞の時間。
共通の趣味を持ち、新郎様のお父様とも交流があるその方は、社会人になってから父親のように慕ってきた恩人です。

大切な方だからこそ、新郎様自らがゲストへご紹介。
普段知ることのない職場での様子や、新郎様の人柄を嬉しそうに話す姿に、親御様や新婦様のご友人も、これから始まるおふたりの結婚生活に深く安心されている様子でした。

鏡開き

親御様と共に「鏡開き」を行いました。
鏡開きの蓋は、テーマである「和=輪」を表すもの。
全員で蓋を囲む演出は、ご家族にとっても深く記憶に残るひとときとなりました。

開いたお酒はそれぞれのご家族へ注がれ、ふるまい酒として皆様の手元へ。
今日の日の喜びと嬉しさに満ちた新郎様からの乾杯のご発声により、会場はさらに賑やかな空気に包まれていきました。

大切な白無垢 ~伝統を纏う、家族のルーツ~

新婦様は美しい白無垢姿で挙式・披露宴の入場を迎えました。
当初は色打掛を考えていましたが、同じく白無垢で挙式をされたお母様からの「白無垢を着てほしい」というご希望を受け、伝統的な一着を選ばれました。
選んだ白無垢に描かれていたのは、偶然にも実家に植えられていた「松」の文様。
近所から「松の家の子」と呼ばれるほど立派で象徴的な松が植えられていたご実家。白無垢に描かれた「松」は家族の歴史そのものでした。
結婚式を挙げなければ知ることもなかった家族の歴史や思い出を胸に、門出の時間を過ごされました。

中座

新婦様は大切な弟様と一緒に中座。
突然名前を呼ばれ、驚きと感動で静かに涙を流す弟様の姿が、会場内のゲストの心に深く印象づく時間となりました。
司会者からのコメントに、しばらくはお話しができないほどの感動に包まれていた弟様。
それでも、まっすぐに新婦様を見つめ「おめでとう」「幸せに」と、優しく絞り出すように祝福の言葉を伝えてくれました。

新郎様は妹様と一緒に中座されました。
妹様はクリエイティブな才能を活かし、おふたりのウェディングフォトの撮影や、ウェルカムボードの作成を手がけてくださった方。
ここまで新郎新婦様と同じくらい、熱心に結婚式の準備に携わってくれた大切な存在です。
とても仲が良いご兄妹。
お互いを信頼し合っていることが伝わるその温かい中座の様子に、会場内は終始リラックスした和やかな空気に包まれました。

新婦様へのサプライズ

新郎様が内緒で用意したのは、新婦様の地元の小学校や中学校など思い出の地を巡るサプライズ映像。
ご友人のサポートを得ながら大切なメッセージを預かり、手作りのアルバムを作成。新婦様のルーツを辿る旅をまとめた動画を作成されました。
映像が上映され、新婦様を大切に想う人々の言葉がスクリーンに映し出されます。
「あなたに出会えてよかった」という新郎様の真っ直ぐな想いに、会場全体が温かい涙で包み込まれました。

新郎新婦からの手紙朗読

結婚式を通じて想いを届けることを大切にしたおふたりは、それぞれ親御様へ手紙の朗読を行いました。
新郎様の手紙からは、自分が感じてきたこと、今まで言えなかったこと、この家族の元で幸せに育ち今があることをしっかりと伝えていただきました。
新婦様のお手紙では、結婚式の準備を通して見返した、手書きでタイトルが添えられた幼少期からのビデオを見て、どれほど手間と愛情を注がれてきたかに気づいたと話されました。
親御様の「あの時の選択が本当に良かったのか」という不安に対し、「なにも間違っていなかったよ」と返した言葉に、親御様は愛おしそうに涙を浮かべていました。
そんなお二人のまっすぐな言葉に親御様それぞれが昔を思い返して微笑んだり、涙を浮かべる姿が印象的でした。


Coordination

コーディネート・会場装花

お二人作成のプロフィールブックには、鎌倉 三河屋本店のお気に入りの場所や部分のご紹介をいれていただき、一歩足をふみいれたところからおもてなしを形にしていただきました。
会場のテーブルにはそれぞれ「色の名前」をテーブルナンバーとして、お花はその「色の名前」にちなんだポイントカラーをいれてコーディネートしました。

挙式・披露宴でお母様からの願いを受けてお召しになった白無垢は、纏うことで家族の歴史を振り返るキッカケとなりました。
ドレスの際のブーケは新郎様のネイビーのタキシードに映えるよう黄色のオンシジウムで。
オンシジウムには、「一緒に踊って」という花言葉もあり、皆様との華やかな時間に彩りを加え、和装との違いを表現しました。


Message

おふたりからのご感想
感動したこと

「結婚式を挙げる意味があるのか」と消極的だった私たちが心から感動したのは、披露宴の退場後、スタッフの皆さんが全員で温かい拍手と満面の笑みで迎えてくれた瞬間でした。私たちがこの式場を選んだ理由は、建物やアクセスではなく、どこまでも本気で向き合ってくれる「人」の熱意でした。その大切なメンバーに囲まれて「本当にこの人たちと一緒にやり切れて良かった」と実感したとき、用意していなかった感謝の言葉が自然と口から溢れ出ました。決して小さくはない費用ですが、それ以上の深い意味と価値がある、素晴らしい選択だったと心から実感できた瞬間でした。

印象に残ってるシーン

特に印象深いのは、家族の絆が凝縮された場面です。挙式直前の「挨拶の儀」で妻の涙を受け止めたご両親が、その後、家族3人で入場し、私へとバトンをつなぐまでの一連の流れが深く胸に刺さりました。 また、私たちがこだわった「ゲストが主役のホームパーティーのようなおもてなし」が空間全体に広がり、テーブルの垣根を超えて会話や笑顔が生まれていた光景も印象的です。私たちがこれまでの人生で培ってきた絆が、一つの目に見える形になった瞬間でした。

鎌倉 三河屋本店へのメッセージ

この度は、私たちの結婚式を心に残る素晴らしいものにしていただき、誠にありがとうございました。 式を終えた今も、「三河屋で挙げて本当によかった」という幸福感が、当時のまま胸に深く残っております。スタッフの皆様一人ひとりの熱意と式場への深い愛を感じられるあの空間は、私たちにとって唯一無二の場所であり、これからの人生を歩む上での原動力となりました。 私たちにとって大切な思い出の地となった鎌倉へ、これからも定期的にお食事に伺えることを楽しみにしております。皆様の今後のご健勝と、三河屋のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。


Making Staff

メイキングスタッフ
ウェディングプランナー 樋口綾菜

ご結婚式、誠におめでとうございます!
「なぜ結婚式を挙げるのか」「どのように気持ちを届けていくのか」毎回のお打ち合わせの中で、何度も何度も話し合いを重ね、どれだけ大切な方々がいらっしゃるのか、どんな風におもてなしをしていくかということを考え抜いた上で当日を迎えていただいたと思います。

その上で迎えていただいた当日。
お一人お一人に充てて書かれたメッセージにはたくさんの愛が込められていて、言葉・気持ち・表情・その全てで皆様への「あなたが大切、これからも一緒に幸せでいたい」というメッセージが伝わる一日を過ごしていただけたと思っております。

新婦様へのサプライズで一番泣いていたのは、私たちスタッフだったと思います。
暖かい時間を共に過ごせたこと、とても幸せです。
この度は誠にありがとうございました。